ボーンキャビティとは
ボーンキャビティ(壊死性骨空洞、NICO)の存在はあまり知られていません。
抜歯後の骨の治癒がきちんと行われず、見た目の歯茎は正常でも、実は骨の中が空洞化し、脂溶性組織が停滞していたり、骨が柔らかかったり、そして最も心配なことは内毒素が生成、放出されることもあります。
特に感染根管歯の状態が悪く、抜歯となるケースで生じる頻度が高く、抜歯時に適切な解毒がされない場合、骨の治癒が働かず、ボーンキャビティとなる可能性があります。その他、親知らずを抜歯した後もキャビティ化するリスクがあります。
さてこのボーンキャビティは、健康な方でしたらほとんど無症状ですし、体調に影響する可能性は低いかもしれません。その方の抵抗力が優っている状態です。
一方で、原因不明の体調不良、健康問題の根源が、実はボーンキャビティにあり、遠隔細胞、組織、器官に毒素が影響したり、マクロファージ(貪食細胞)が過剰に反応したりする方もいます。
ボーンキャビティ治療の流れ
- 問診
- CTなどのレントゲン検査
- 説明
- 骨を削るピエゾサージェリーという専用機器を使用
- オゾンガスとオゾン水による殺菌、洗浄
- 再生療法
- 点滴療法
- 術後水素吸引、消毒
- 治療費は初診料(保険)、CT撮影、カウンセリング料(¥11,000)が最初に必要となります。
- 施術の基本料金は再生療法を含めまして¥132,000(税込)となっています。
オプション
- 点滴療法(抗生剤、抗炎症剤、高濃度VC)¥33,000(税込)
- 静脈鎮静(ドルミカム)¥33,000(税込)